ヤマハがサテライトチームとの間で契約を締結

インディペンデントチーム『RNF MotoGP Team』にプロトタイプマシン『YZR-M1』を供給

ヤマハ発動機は21日、『RNF Racing Ltd(RNFレーシング株式会社)』との間で、ヤマハのプロトタイプマシン『YZR-M1』を2023年と2024年の延長オプションを含む2022年シーズンの供給に関して契約を締結したことを発表。

セパン・インターナショナル・サーキットの前ジェネラルマネージャーで、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのチームプリンシパルであるラズラン・ラズリが新たに率いる『RNF MotoGP Team』は、ヤマハのサテライトチームとして参戦することになった。

リン・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)
「チーム名が改名される『RNF MotoGP Team』との間で、パートナーシップの拡大を嬉しく思います。ラズラン・ラズリとセパン・レーシング・チームが2018年末に『MotoGP™』のアバンチュールを開始したとき、誰も彼らがプレミアクラスで旋風を巻き起こすことを予想できませんでした。印象的だった2019年と並外れた結果を獲得した2020年は、このチームのプロフェッショナルと能力を強調し、まもなく『RNF MotoGP Team』に改名します。」

「このチームの核心となるDNAがオフィシャルサポートのサテライトチームに受け継がれると確信しています。さらに、ヤマハは、ファクトリーチームとサテライトチームに各2台ずつ、計4台をグリッドに並び続けたいと常に考えていました。」

「新たに設立された『RNF Racing Ltd』が目標を達成し、『MotoGP™』に将来の才能がヤマハの世界に参入するための足掛かりを提供するために最善を尽くします。」

ラズラン・ラズリ(『RNF Racing Ltd』設立者兼チームプリンシパル)
「今日は『RNF MotoGP Team』にとって歴史的なマイルストーンの到達となりました。今年の変化にも関わらず、来シーズンに向けて、ヤマハが私とチームを信頼してくれたことに感謝します。勝利、表彰台、ポールポジション、プレミアムと共に、この3年間で共有した成果は記憶に残り、より高いレベルへと駆り立てます。」

「過去の成功の経験、同じ強力なチーム、情熱的なガレージ、しっかりとしたライダーのラインアップに支えられ、2022年シーズンに向けて、ヤマハと共に戦闘的に戻るための準備ができています。」

 

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