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梁明、ヨーロッパ5連戦を振り返る

梁明、ヨーロッパ5連戦を振り返る

梁明、ヨーロッパ5連戦を振り返る

4ストローク元年となった今季。ワイルドカードから参戦した梁明は、MotoGP開幕戦、雨の鈴鹿で、終始バレンティーノ・ロッシとのバトルを繰り広げ、スズキGSV-Rのデビュー戦を表彰台に導いた。その後、スズキは予定より1年早く実戦に投入したニューマシンの開発スピードのために、欧州へのスポット参戦を決定した。

「今季はマシン開発のために、全日本選手権でもGPマシンを走らせ、シーズン前からは欧州遠征が計画されていました。ロバーツとジベルナウの2台より、3台の方が開発は進むし、そのためにいつもの全日本のスタッフでチームを編成してもらいました。僕は決して開発ライダーではありませんが、今回は順位や結果よりも、欧州での走行データーや開発用件を少しでも多く欲しい、というのが現状でした。」

唯一カタルーニャのコースはIRTAテストで走行経験があるが、他は未経験。加えてGPチームは、履きなれたダンロップではなく、ミシュランタイヤを使用している。「確かに不安がありましたが、欧州で、ミシュランでのデーターを求められていたわけですから、納得してやりました。何度か、ダンロップで走れたらと思いましたが、開発の方向を一本に絞りることが目的でしたから。、もちろん、目標はGPで優勝して、GSV-Rをチャンピオンマシンにすることです。」

パーツテストや先行開発の役割を担う梁のマシンは、ロバーツとジベルナウのマシンとは微妙に仕様が異なっていた。欧州5連戦の結果は、本人が納得いかないものだったかもしれないが、レギュラーライダー2人が成し遂げていなかった5戦連続完走で、スズキにデーターを残した。「結果は屈辱以外の何物でもないです。一度も気持ちよく走れませんでした。金曜午前にスタートし、セットアップの方向性を検討しているうちに、時間切れ、という連続で、フラストレーションがたまる連続でした。でも、こういうレースを今しておかないと、マシンの開発は進まないんです。これが4ストロークマシン開発のスタートが遅かったスズキが取れる、唯一の作戦でした。」

鈴鹿を含め、6レース連続ポイント獲得。全日本王者には納得の行かない結果だっただろうが、スズキに貴重なデーターを残し、梁明の欧州ラウンドが終了した。「何が悪くて気持ちよく走れないのか、十分に解りました。開発方向性もハッキリ掴めたので、その意味で収穫の多い遠征でした。すでに後半戦用のニューバージョンの製作は始まっているし、さらに2003年モデルの内容にも、僕のデーター、考え方を生かしてもらえるはずです。僕の今季のGPは終わりましたが、もしチャンスがあれば、結果を出す自信はある。今後は、それを踏まえて、全日本でも開発を継続しようと思います。」

Tags:
MotoGP, 2002

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