バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで改修工事

ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでも安全面の改善を目的にセーフティゾーンを拡大

来年9月にシーズン12戦目としてカタルーニャGPの開催が予定されているバルセロナ-カタルーニャ・サーキットは、11月下旬に全てのトラックイベントを終了した後、10月に発表した1コーナーのランオフを拡大する改修工事を開始。

約18週間に渡る今回の工事は、現在のグラベル面積を3100m2から5100m2、ランオフ全体の面積を5200m2から7200m2に拡大。二輪及び四輪でコースアウトした場合に、より多くのスペースを確保できるため、レースやプラクティス、またはあらゆる走行において最大限の安全を提供する。

解体されるサービスロードと壁は再建設され、環境の保護と配慮を確保するために、国内の規則に従い、伐採された樹木の評価から得られた推定値を植えることが約束されている。

ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト
来年4月にシーズン4戦目としてスペインGPの開催されるヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでは、9月に発表した安全面の改善工事を実施。国際モーターサイクリズム連盟へのコミットメントを果たすため、同連盟のサーキット基準に適応させ、安全面の向上を目指して1コーナー、5コーナー、6コーナー、7コーナー、10コーナーのセーフティゾーンを拡大するために、所有者のヘレス市は440万ヨーロ(約6.4億円)の予算を計上。

今年の始めに実施した7コーナーの工事では、ランオフを40メートルに延長。現在は1コーナーと5コーナーの工事が行われ、それぞれ40メートルと25メートルに延ばし、解体される観戦席、サービスロード、壁は再建設される。

2023年は、6コーナー(40メートル)と10コーナー(20メートル)の工事が計画されている。

 

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