ヘルメットメーカーとメカニック育成のアカデミーがチームを結成

新規参戦に使用するバイクはKTM。起用する2人のライダーは決まり次第発表

国際モーターサイクリズム連盟は23日、2022年に『Moto3™クラス』に参戦するチームのリスト発表。エントリーリストに掲載された『MT HELMETS - MSI RACE TECH(MT・ヘルメット‐MSI・レース・テック)』は同日、新規参戦に向けてプロジェクトを発表した。

スペインのヘルメットメーカー『MT HELMETS(MTヘルメット)』とコラボを結成したスペインの『Motor & Sport Institute(モーター&スポーツ研究所)』は、アカデミーとしてエンジニアやメカニックを育成する専門学校。同時に、GTやフォーミュラ3などの国内でけでなく、インターナショナルな四輪レースに参戦。今回の提携により、教育のプログラムとして、学生にトレーニングの機会を提供する。

MT HELMETS(MTヘルメット)』は、2018年6月にレースアクシデントで他界したアンドレアス・ペレスの意志を受け継いだファンデーション『Fundación Andreas Pérez 77』が結成したチーム『Team Fundación Andreas Pérez 77』への支援を2019年から開始。2020年には『TEAM MT- FOUNDATION77』として『Moto3™ジュニア世界選手権』に参戦。1年目にペドロ・アコスタ、フリアン・ヒラル、西村翔を起用。2年目の2021年は西村とジェラルド・リウ。来季も同選手権への参戦を継続する予定。

 

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