決勝レース:ロッシがカタルーニャで7年振りの優勝

5番グリッドからヘレスに続き、スペインで2勝目。マルケス、ペドロサが表彰台。ロレンソとイアンノーネが接触転倒。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは5日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、総合3位のバレンティーノ・ロッシが優勝。第4戦スペインGPに続き今季2勝目、最高峰クラスで88勝、当地で2009年以来7年振り8勝目、キャリア通算114勝目を挙げた。

気温27度、路面温度48度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で今季4度目の1番手に進出した5番グリッドのロッシは、7ラップ目にトップに浮上。最後までポジションを維持すれば、ポールポジションのマルク・マルケスは、終盤に2年振りの優勝に挑み、2.652秒差の2位に入り、今季6度目の表彰台を獲得。

3番グリッドのダニ・ペドロサは、6.313秒差の3位。第2戦アルゼンチンGP以来となる表彰台を獲得すれば、6番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、12番グリッドのポル・エスパルガロ、7番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソが続き、21番グリッドのアルバロ・バウティスタが、アプリリアでの最高位となる8位に進出。9番グリッドのダニロ・ペトルッチ、4番グリッドのエクトル・バルベラがトップ10入り。

8番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、6番手走行中の17ラップ目の10コーナーで前を走る2番グリッドのホルヘ・ロレンソにブレーキングで後方から接触。イアンノーネが今季4度目の転倒リタイア、ロレンソが今季2度目の転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合2位のマルケスがポイントリーダーに返り咲き、総合2位に後退したロレンソに10ポイント差のアドバンテージを広げた。

次戦TTアッセンは、TT・アッセン・サーキットで24日に開幕、26日に決勝レースが行われる。