決勝レース:ナバーロが地元で初優勝

ナバーロ、ビンダー、バスティアニーニが表彰台。鈴木は14位、尾野は転倒リタイア。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは5日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、総合2位のホルヘ・ナバーロが通算36戦目となったホームレースで初優勝を飾った。

気温23度、路面温度34度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した3番グリッドのナバーロは、ラスト ラップにトップグループから抜け出して初優勝を挙げれば、ポールポジションのブラッド・ビンダーは、0.564秒差の2位。開幕戦カタールGPから7戦連続の表彰台を獲得すれば、5番グリッドのエネア・バスティアニーニは、0.817秒差の3位に入り、今季初表彰台を獲得。

10番グリッドのロマーノ・フェナティは、0.925秒差の4位。4番グリッドのニコロ・ブレガ、9番グリッドのアロン・カネトが続き、12番グリッドのファビオ・クアルタラロは、3人の7位争いに競り勝ち、17番グリッドのジョアン・ミル、18番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、15番グリッドのヤコブ・コーンフィールがトップ10入り。

ウォームアップ走行で33番手だった24番グリッドの鈴木竜生は、14位に入って、今季3度目のポイント圏内に進出。

2番グリッドのニッコロ・アントネッリは、トップグループを追走した15ラップ目にチャンピオンシップ最多となる今季11度目の転倒を喫した後、レースに復帰して20位。

3度目の転倒リタイア。6番グリッドのカイルール・イダム・パウイは、トップグループ内で走行中のラスト3ラップに今季3度目の転倒、2戦連続の転倒リタイア。

ウォームアップ走行で10番手だった11番グリッドの尾野弘樹は、8番手走行中の4ラップ目に今季5度目の転倒を喫し、今季3度目の転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのビンダーに対して、総合2位のナバーロが44ポイント差に接近。

次戦TTアッセンは、TT・アッセン・サーキットで24日に開幕、26日に決勝レースが行われる。