MotoGP™クラスプレビュー

総合1位に再浮上したマルケスに、10ポイント差のロレンソ、22ポイント差のロッシがチャピオンシップ伝統の舞台で挑戦。

第8戦TTアッセンは、TTアッセン・サーキットで24日に開幕、26日に決勝レース(日本時間21時00分)が行われ、前戦カタルーニャGPでポイントリーダーに返り咲いたマルク・マルケスが、ライバルたちの挑戦を受ける。

前戦で2戦連続の2位、クラス最多となる6度目の表彰台を獲得したマルケスは、2年振りに総合1位として、昨年ゴールライン手前のシケインまで優勝争いを繰り広げて2位、2年前に独走優勝、、最高峰クラス1年目に2位表彰台を獲得した当地に乗り込む。

前戦で他車からの追突転倒により、今季2位のリタイアを喫した総合2位のホルヘ・ロレンソは、2011年に1ラップ目に接触転倒を喫して6位、2012年に1ラップ目に接触転倒、2014年に初日の鎖骨骨折を克服して13位だったが、2010年に優勝、昨年3位表彰台を獲得した当地で、10ポイント差の挽回を視野に入れ、今季6度目の表彰台を目指す。

前戦で今季2勝目を挙げた総合3位のバレンティーノ・ロッシは、2013年にヤマハ復帰後の初優勝、昨年最高峰クラスで最多となる7勝目を挙げた伝統のトラックで、総合1位との22ポイント差、総合2位との12ポイント差を詰めに行く。

前戦で今季2度目の表彰台を獲得した総合4位のダニ・ペドロサ、4位だった総合5位のマーベリック・ビニャーレス、7位だった総合9位のアンドレア・ドビツィオーソ、接触転倒を喫した総合10位のアンドレア・イアンノーネの4人は、オフィシャルテストで収集したデータを参考に、トップ3に挑戦。

インディペンデントチームライダー部門では、総合6位のポル・エスパルガロを中心に、負傷から復帰後に3戦連続して1桁台に進出する総合15位のダニロ・ペトルッチ、オフィシャルテストで1番時計を記録した総合16位のカル・クラッチローらが、ファクトリー勢に挑戦。

第6戦イタリアGPで右足を脱臼骨折したロリス・バスは、2戦連続の欠場。ドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロが代役参戦する。

当サイトでは、マルケス、ロレンソ、ロッシ、アレイシ・エスパルガロ、クラッチロー、アレックス・リンスが出席するプレスカンファレンスを23日17時00分(日本時間の24時00分)から生中継する。