スズキ、リンスとの2年契約を発表

中量級総合1位リンスと契約を結び、2017年からイアンノーネ&リンスの体制が決定。

スズキは20日、第7戦カタルーニャGP終了時点で中量級の総合1位に進出するアレックス・リンスとの間で、ファクトリーライダーに関して、2年契約を締結したことを発表。既に発表したアンドレア・イアンノーネと共に2017年、2018年のチーム体制が決定し、最高峰クラスに復帰した昨年から起用するアレイシ・エスパルガロとは、契約満期となる今シーズン末で協力関係が終了することになった。

「経験あるアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスのようなヤングタレントとのコンビは、我々の挑戦に相応しい完璧な組み合わせです」

チームマネージャーのダビデ・ブリビオは、「アレックス・リンスは、デビュー以来常にトップポジションを争っていた才能豊かなヤングライダーであり、将来に向けてサポートして行きたいと考えています。経験あるアンドレア・イアンノーネとアレックスのようなヤングタレントとのコンビは、我々のチャレンジにおいて、完璧な組み合わせです。」

「開発が進むGSX‐RRと共に、最大のレベルで競争するために、ストロングなチームが結成されたと信じます。決して簡単な決断ではありませんでしたが、プロジェクトの開始から努力と情熱を注いでくれたアレイシに感謝します。シーズン終了まで、全力でサポートします」と、来季の期待を語り、エスパルガロの支援を約束した。