公式予選:マルケスが今季5度目のPPを奪取

サーキットベストラップを更新したマルケスが1番手。ロレンソ、イアンノーネ、エスパルガロ兄、バルベラ、ロッシがトップ6入り。

第11戦チェコGPの公式予選は20日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが週末2度目、今季17度目のトップタイムをマーク。今季5度目、最高峰クラスで35度目、当地で2年振り3度目、キャリア通算63度目のポールポジションを奪取し、歴代1位に並んだ。

気温26度、路面温度40度のドライコンディションの中、フリー走行総合3番手のマルケスは、フリー走行4で1分56秒台を6回記録して3番手。公式予選2は、フリー走行3で記録されたサーキットベストラップ(1分54秒791)を更新する1分54秒596を叩き出し、年間の予選最速者を決定するBMW・M・アワードにおいて、総合2位に対して、35ポイント差にアドバンテージを広げた。

今季初めてフリー走行総合1番手に進出したホルヘ・ロレンソは、フリー走行4で1分56秒台を最多の9回記録。1分56秒275の1番時計を刻んだ後、公式予選2は、0.253秒差の2位に入り、4戦振り7度目の1列目を確保。

フリー走行総合2番手のアンドレア・イアンノーネは、フリー走行4で1分56秒台を5回記録して2番手。公式予選2は、0.631秒差の3位に入り、2戦連続4度目の1列目に進出。

フリー走行総合6番手のアレイシ・エスパルガロは、0.728秒差の4位に入り、今季の最高位に進出すれば、フリー走行総合8番手のエクトル・バルベラは、0.841秒差の5位に入り、今季3度目のトップ5に進出。

フリー走行総合5番手のバレンティーノ・ロッシは、フリー走行4で1分56秒台を5回記録して4番手。公式予選2は、0.913秒差の6番手。フリー走行総合7番手のアンドレア・ドビツィオーソ、フリー走行総合4番手のマーベリック・ビニャーレスが続く。

フリー走行総合12番手のダニ・ペドロサは、フリー走行4で7番手に浮上した後、第8戦TTアッセン以来となる今季2度目の公式予選1で1番手、公式予選2は1.245秒差の9番手。フリー走行総合10番手のカル・クラッチロー、フリー走行総合13番手のブラドリー・スミス、フリー走行総合9番手のポル・エスパルガロが4列目に進出。

フリー走行総合14番手のダニロ・ペトルッチは、公式予選1で3番手。前戦オーストリアGPの決勝レース後にグリッドポジションを3つ降格するペナルティを受けたことから、明日の決勝レースを16番グリッドから迎える。