フリー走行1:ロースが地元で1番手発進

雨が降る前に、地元出身のロースが最速時計。ルティ、マルケス弟、フォルガー、中上が続き、ザルコは6番手、リンスは24番手。

第12戦イギリスGPのフリー走行1は2日、シルバーストンで行われ、総合3位のサム・ロースが今季8度目のトップタイムをマーク。昨年11月の最終戦バレンシアGP以来、今季初めて週末最初のセッションを制した。

気温16度、路面温度18度。セッション終了20分前から雨が降り始めて、ドライコンディションからウェットコンディションに変化した中、前戦チェコGPで3位表彰台を獲得したロースは、雨が降り始めてからはボックスに待機したことから、1度のコースインで7ラップを周回すると、2分09秒台を9回記録。2分09秒346の1番時計を刻んだ。

前戦を欠場した総合5位のトーマス・ルティは、1度のコースインで7ラップを周回すると、2分10秒台を3回、2分09秒台を1回記録して、0.222秒差の2番手に進出。総合15位のアレックス・マルケスは、0.252秒差の3番手。総合4位のジョナス・フォルガーは、0.354秒差の4番手。

総合7位の中上貴晶は、1度のコースインで7ラップを周回すると、2分10秒台を3回、2分09秒台を1回記録して、0.421秒差の5番手。

総合1位のヨハン・ザルコは、2度のコースインで13ラップを周回すると、2分10秒台を3回記録して、0.785秒差の6番手。総合22位のサンドロ・コルテセ、総合8位のハーフィス・シャハリン、総合17位のミゲール・オリベイラ、総合18位のフリアン・シモンがトップ10入り。

総合6位のフランコ・モルデビッリは、10ラップ目の1コーナーで今季7度目の転倒を喫して、1.983秒差の17番手。トレーニング中に左鎖骨を骨折した総合2位のアレックス・リンスは、5ラップの周回で3.475秒差の24番手だった。

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