レッドブル・ルーキーズ・カップ:佐々木、日本人初王者に前進する3勝目

1位、2位、3位でゴールした3人が、コースアウトが理由で順位を1つ降格。4位の佐々木が優勝。

レッドブル・ルーキーズ・カップのシーズン6戦目となるサンマリノ・ミサノ大会の決勝レースは10日、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの併催として、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポイントリーダーの佐々木歩夢(15歳)が今季3勝目。31ポイント差のアドバンテージを得て、残り2レースとなった最終戦アラゴン大会に挑戦する。

チャンピオンシップの上位に進出する6人のヤングライダーたちがゴールラインまで優勝争いを展開。4番グリッドのアレックス・ヴィウ(スペイン/15歳)、7番グリッドの鳥羽海渡(16歳)、5番グリッドのルフィーノ・フロリド(スペイン/16歳)の順でゴールしたが、3人ともレース中にコースアウトを喫したことから、レースディレクションからポジションを1つ降格するペナルティが科せられ、4番手でチェッカーを受けた2番グリッドの佐々木が優勝。ヴィウが2位、鳥羽が3位、フロリドが4位。

もう1人の日本人ライダー、小椋藍(15歳)は10番グリッドから8人による8位争いで9位に進出した。

タイトル争いは、総合1位の佐々木が総合2位のヴィウに対して、アドバンテージを26ポイント差から31ポイント差に拡大。総合3位に浮上したフェルナンデェスは46ポイント差。トレーニング中に負傷して欠場したマルク・ガルシア(スペイン/16歳)は総合4位に後退して、タイトル獲得の可能性を失った。

最終戦となる次戦アラゴンGPは、第14戦アラゴンGPの併催として、モーターランド・アラゴンで開催。24日に第1レース、25日に第2レースが行われる。

リザルト(www.redbullrookiescup.com