決勝レース:ザルコが優勝でタイトル連覇に成功

タイトル獲得に王手がかかったザルコが優勝で2連覇を達成。モルデビッリ、フォルガーが表彰台。中上は21位。

第17戦マレーシアGPの決勝レースは30日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポイントリーダーのヨハン・ザルコが今季6勝目、中量級で14勝目、当地で2年連続の優勝、キャリア通算15勝目を挙げ、2年連続のタイトル獲得に成功した。

気温31度、路面温度35度のウェットコンディションの中、ポールポジションのザルコは、1ラプ目に5番手に後退したが、ラスト6ラップにトップの座を挽回。ライバルたちを引き引き離せば、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した2番グリッドのフランコ・モルビデッリは、3.256秒差の2位に入り、4戦連続7度目の表彰台を獲得。

4番グリッドのジョナス・フォルガーは、3.689秒差の3位に入り、5度目の表彰台を獲得。6番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリ、14番グリッドのハーフィス・シャハリン、5番グリッドのトーマス・ルティ、21番グリッドのアレックス・マルケス、25番グリッドのチャビ・ビエルゲ、11番グリッドのルカ・マリーニ、19番グリッドのイサック・ビニャーレスがトップ10入り。

23番グリッドのアレックス・リンスは14位。20番グリッドの中上貴晶は、1分16秒574差の21位。

3番グリッドのアクセル・ポンスと13番グリッドのサム・ロースは転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合1位のザルコが最終戦バレンシアGPを前にタイトルを獲得。総合2位のルティは、総合3位のリンスに対して、アドバンテージを3ポイント差から11ポイント差に拡大。総合4位のモルビデッリが総合3位に6ポイント差まで接近した。

リザルト(www.motogp.com/ja/Results+Statistics/

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