ビニャーレス「ポテンシャルがあったけど...」

プラクティスで安定してトップ3に進出。スズキでのラストレースで、優勝、表彰台争いに挑戦。

チーム・スズキ・エクスターのマーベリック・ビニャーレスは、最終戦バレンシアGPの公式予選でポールポジションタイムから0.875秒差の4番手に入り、明日の決勝レースを2列目から迎える。

初日総合3番手に進出した後、2日目はフリー走行3で0.103秒差の2番手。レースシュレーションとなるフリー走行4は、2度のコースインで17ラップを周回すると、1分31秒台を8回、1分30秒台を1回記録して、0.090秒差の3番手。

「予選は期待通りに進まなかった。1列目に進出するポテンシャルがあったけど、ベストを発揮することができなかった。新たな作戦を実行することを決断。通常2度のコースインを実施するところで、3度目のコースインを試みたけど、タイヤを温めるのにある程度の時間を費やしたから、最後は僅か1ラップしか走れず、期待通りにタイムが伸びなかった。」

「とにかく、ポジティブな1日となり、午前は速く走ることができた。フリー走行4はグッドなペースでトライできた。明日はグッドなスタートが切れれば、上位に進出するチャンスだ。ポジティブなペースを発揮できるかもしれない」と、優勝争い、表彰台争いに挑戦することを語った。