オフィシャルテスト2日目~ビニャーレスが1分28秒台に進出

ビニャーレスが唯一28秒台に進出すれば、マルケスが29秒台を最多の44回記録。ロッシは8番手、ロレンソは15番手。

最高峰クラスのオフィシャルテスト2日目は16日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、1日目4番手だったマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマーク。2日間の総合で1番手に浮上した。

2日間連続のドライコンディションの中、ビニャーレスは13度のコースインで80ラップを周回すると、1分30秒台を21回、1分29秒台を16回、1分28秒台を5回記録。1日目のラップタイムを1.142秒更新する1分28秒847の1番時計を刻んだ。

1日目1番手のマルク・マルケスは、14度のコースインで最多の104ラップを周回すると、1分30秒台を24回、1分29秒台を最多の44回記録して、0.462秒差の2番手。13回目のコースインでは、連続15ラップのロングランで1分30秒台を3回、1分29秒台を12回。最後のコースインでは、連続14ラップを実行して、1分30秒台を2回、1分29秒台を12回記録した。

1日目5番手のカル・クラッチローは、14度のコースインで80ラップを周回すると、1分30秒台を18回、1分29秒台を12回記録して、0.478秒差の3番手に浮上。2日間連続して、インディペンデントチームライダー勢の最高位に進出した。

1日目に転倒を喫した12番手のアルバロ・バウティスタは、12度のコースインで86ラップを周回すると、1分30秒台を最多の38回、1分29秒台を3回記録して、0.564秒差の4番手。ドゥカティ勢の最高位に進出すれば、2日目8番手のアンドレア・ドビツィオーソは、0.636秒差の5番手。

1日目14番手のアレイシ・エスパルガロは、10度のコースインで69ラップを周回すると、1分30秒台を29回、1分29秒台を1回記録して、0.654秒差の6番手に浮上。

1日目10番手のジョナス・フォルガーは、0.817秒差の7番手。2日間連続して、新人勢の最高位に進出すれば、1日目19番手のアレックス・リンスが0.955秒差の9番手に浮上。1日目3番手のアンドレア・イアンノーネは、1.100秒差の12番手。テストプログラムの消化に集中し、参加者22名中唯一1日目のラップタイムを更新できなかった。

38歳の誕生日を迎えた1日目2番手のバレンティーノ・ロッシは、12度のコースインで70ラップを周回すると、1分30秒台を27回、1分29秒台を7回記録して、0.827秒差の8番手。

1日目11番手のホルヘ・ロレンソは、14度のコースインで64ラップを周回すると、1分30秒台を17回記録して、1.350秒差の15番手。1日目7番手のダニ・ペドロサは、発熱のため、40ラップの周回数に止まり、16番手に後退した。

オフィシャルテスト1日目: 1分29秒497(M・マルケス)
オフィシャルテスト2日目: 1分28秒847(M・ビニャーレス)

オフィシャルテストベストラップ: 1分29秒131 (2015年‐M・ビニャーレス)
サーキットレコードラップ: 1分28秒108 (2013年‐M・マルケス)
サーキットベストラップ: 1分27秒899 (2015年‐J・ロレンソ)