モンスター・ヤマハ・テック3から最高峰クラスにデビューする23歳のドイツ人ライダー、ジョナス・フォルガーは、11月のオフィシャルテストで総合10番手、今年最初のオフィシャルテストで総合15番手、10日前にフィリップアイランド・サーキットで実施されたオフィシャルテストでは、総合4番手に入り、新人勢で2度目の最高位、インディペンデントチームライダー勢で初めて最高位に進出。YZR‐M1に素早く順応していることを証明した。
最高峰クラスの準備はどうだい?
「よりハードに、より多くのトレーニングを積んだ。特にウエイトトレーニングに集中。冬の間は、バイクに乗る時間を多くすることを心掛けた。」
バイクへの適応が順調だけど、今後の改善点は?
「ここまでのテストを終え、非常に良い印象がある。そのことがすごく嬉しい。まだ幾つかのポイントで良くしなければいけないけど、それは小さなポイント。全体的にテストを通じて大きく成長した。もし、最後のテストとなるカタールでもこの調子で行ければ、ストロングなレースウィークエンドにすることができると思う。」
「バイクのストロングポイントは、スタビリティだ。レースディスタンスを実行し、タイヤと燃料が消耗したにも関わらず、バイクは安定感を維持し、新品タイヤと似たようなラップタイムを刻んだことを確認した。」
プレシーズンでグッドなスタートを切った後、設定する1年目の目標は?
「決定的に最速ルーキーになること。それは確かなことだ。そして、一貫性を持つこと。もしかしたら、シーズン中にサプライズなリザルトを獲得できるかもしれない。」
過酷な新人王争いとなるだろう。ライバルとなるヨハン・ザルコとは、どのようにチームボックスを共有しているかい?
「最強のルーキーがチームにいると思う。これはグッドなことだ。同じチームで同じバイクを走らせ、同じデータを共有するから、彼から直接沢山のことを学習できる。既に沢山のことを学び、素晴らしい競争だと考える。僕は少し彼よりも速い。彼が速いときには、彼よりも速くなろうとトライするから、チームメイトとしてのこの関係は良い。彼は素晴らしい人であり、偉大なライダー。僕たちの関係は非常にリラックスし、素晴らしい。」
22人の強力なラインアップに挑戦する準備はできているかい?
「恐れるライダーは誰もいない。全てのライダーに対して、多くの敬意を持つ。敬意と恐怖を異なること。最初の週末を終え、ライダーたちがレースでどのような振る舞いを見せるのか見てみよう。フェアーな競争となることを期待する。」