ビンダーが中量級参戦に向けて始動

軽量級王者がデビューシーズンに向けて、3日間のテストを実施し、昨年骨折した左前腕の回復具合を確認。

Brad Binder, Red Bull Ktm Ajo, Jerez Circuit

レッドブル・KTM・アジョのブラッド・ビンダーは、27日から1日まで3日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキットで実施したプライベートテストを終了。負傷した左前腕の回復具合を確認しながら中量級初参戦に向けて、本格的な準備を始めた。

昨年11月21日、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで実施されたプライベートテスト2日目に転倒を喫した際に左前腕を骨折。2度の手術が必要となったことから、チームの始動となった2月19日から2日間のプライベートテストを欠場したことから、今回が今年初テストとなり、6レース分に相当する合計156ラップを周回した。

「この3日間のテストは、僕自身が驚くほどに良かった。バイクの上で楽しんだ。僕にとっては全く新しいバイクだから、コースインの度に何か学んだ。今シーズンが楽しみだ。理想的な方向に進んでいると考える。まだ前腕が少し痛いから、短い周回を繰り返した。順調に回復している。次回のテストでは、もっと強く走れるだろう」と、テストを振り返った。

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