フリー走行1:バルダッサーリが初めての1番手発進

バルダッサーリが唯一の44秒台進出。モルビデッリが最速ペースを刻み、中上と長島は13番手と29番手。

第2戦アルゼンチンGPのフリー走行1は7日、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、キャリアのベストスタートを切った総合8位のロレンソォ・バルダッサーリが、昨年8月の第11戦チェコGP以来となるトップタイムをマーク。フル参戦5年目の2戦目で初めて週末最初のセッションを制した。

気温26度、路面温度35度のドライコンディションの中、昨年13位だった当地に戻って来たバルダッサーリは、3度のコースインで19ラップを周回すると、1分46秒台を3回、1分45秒台を7回、1分44秒台を1回記録。1分44秒943の1番時計を刻めば、ポイントリーダーのフランコ・モルビデッリは、2度のコースインで最多の21ラップを周回すると、1分46秒台を2回、1分45秒台を最多の11回記録して、0.224秒差の2番手。

総合2位のトーマス・ルティは、3度のコースインで18ラップを周回すると、1分46秒台を7回、1分45秒台を5回記録して、0.373秒差の3番手。総合11位のドミニケ・エガーターは、0.398秒差の4番手。前戦カタールGPで16位だったマルセル・シュロッター、前戦で転倒リタイアを喫したレミー・ガードナー、前戦で24位だったマティア・パシーニが続き、総合5位のアレックス・マルケスは12ラップ目の3コーナーで今季初転倒を喫して8番手。前戦で22位だったサンドロ・コルテセ、前戦で転倒リタイアを喫したハフィス・シャリンがトップ10入り。

総合3位の中上貴晶は、18ラップを周回し、0.926秒差の13番手。前戦カタールGPで19位だった長島哲太は、21ラップを周回し、2.161秒差の29番手だった。

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