決勝レース:総合1位ミルが開幕から2連勝

開幕戦を再現するように3人の『JM』、ミル、マックフィー、マルティンが表彰台を獲得。鈴木が自己最高位の8位。鳥羽と佐々木は10位と20位。

第2戦アルゼンチンGPの決勝レースは9日、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、ポイントリーダーのジョアン・ミルがゴールラインまで展開された5人による優勝争いを制し、開幕戦カタールGPから2連勝を達成。チャンピオンシップのライバルたちとのポイントアドバンテージを拡大させた。

気温21度、路面温度24度のドライコンディションの中、16番グリッドのミルは、1ラップ目に10番手、6ラップ目に3番手、7ラップ目には1番手に浮上。ライバルたちとのバトルに競り勝てば、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出したポールポジションのジョン・マックフィーは、0.261秒差の2位。3番グリッドのホルヘ・マルティンは、0.339秒差の3位表彰台を獲得。

10番グリッドのフィリップ・エッテルは4位、8番グリッドのアンドレア・ミニョは5位に進出。3人による6位争いは、12番グリッドのリビオ・ロイが競り勝ち、6番グリッドのロマーノ・フェナティは7位、9番グリッドの鈴木竜生は8位に入り、自己最高位を獲得。

8人による9位争いは、7番グリッドのフアンフラン・グエバラが競り勝ち、18番グリッドの鳥羽海渡は新人勢の最高位となる10位に進出。4番グリッドのアロン・カネト、11番グリッドのダリン・ビンダー、2番グリッドのニコロ・ブレガ、27番グリッドのマルコス・ラミレス、24番グリッドのトニー・アルボリーノ、20番グリッドのマリア・エレーラがポイント圏内に進出。

2番グリッドのニコロ・ブレガは、他車の転倒を引き起こす無責任な走行により、チャンピオンシップのスチュワードからペナルティが科せられ、フィニッシュタイムに2秒が加算されたことから13位から16位に後退。

25番グリッドの佐々木歩夢は、5人による19位争いで20位。15番グリッドのエネア・バスティアニーニは、転倒後に27位で完走。

5番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、13番グリッドのガブリエル・ロドリゴ、14番グリッドのニッコロ・アントネッリは、トップグループ内で走行中に転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのミルが開幕からの2連勝で50ポイントに到達。2戦連続2位のマックフィーは、10ポイント差の総合2位、2戦連続3位のマルティは、18ポイント差の総合3位に進出する。

RESULTS