スーパーバイク世界選手権に参戦していたアメリカ人ライダー、ニッキー・ヘイデンは、17日にイタリアのリミニ近郊でサイクリング中に交通事故に遭い、入院先のチェゼーナ市内の病院で集中治療が行われていたが、22日の午後に死去した。享年35歳。
故ヘイデンの家族、友人、チーム、そして、ファンに深い哀悼の意を表します。
トミー・ヘイデンからの声明
「ヘイデン家と婚約者ジャッキーを代表し、皆さんの支援メッセージに感謝したいと思います。ニッキーがこれほど多くの人たちに、ポジティブな形で関与していたことを知り、私たちにとっては大きな慰めとなります。
悲しいときですが、私たちはニッキーが最も幸せだったこと、オートバイレースを思い出として記憶に残してもらいたいです。彼は子供の頃にプロライダーになることを夢に見ただけでなく、ワールドチャンピオンという選んだスポーツの頂点に到達することができました。私たちはそれを大変誇りに思います。
公的な記憶とは別として、家族の中心にあるケンタッキーの自宅には、ニッキーの素晴らしく、幸せな思い出があり、私たちは大変恋しく思います。
私たちにとって、素晴らしい支援をいただいた病院の全ての関係者に感謝することは大切なことです。大変親切な対応でした。今後、関係当局の更なる支援により、ニッキーが直ぐに帰宅できることを願います。」