公式予選：ルティが今季初のポールポジション

第５戦フランスＧＰの公式予選は２０日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、総合２位のトーマス・ルティが開幕戦カタールＧＰのフリー走行１以来、今季２度目のトップタイムをマーク。昨年１０月の第１６戦オーストラリアＧＰ以来、中量級で７度目、キャリア通算１２度目のポールポジションを奪取した。

気温１６度。路面温度２２度のドライコンディションの中、フリー走行総合３番手のルティは、今季２度目の転倒を喫したが、２度のコースインで１８ラップを周回すると、１分３７秒台を６回、１分３６秒台を４回記録。１分３６秒５４８の１番時計を刻めば、フリー走行総合１番手のフランセスコ・バグナイアは、タイムアタック中に今季初の転倒を喫したが、２度のコースインで２０ラップを周回すると、１分３７秒台を５回、１分３６秒台を最多の５回記録して、０.０２６秒差の２番手に入り、中量級での最高位に進出。

フリー走行総合２番手のフランコ・モルビデッリは、３度のコースインで２０ラップを周回すると、１分３７秒台を８回、１分３６秒台を３回記録して、０.１０１秒差の３番手に入り、開幕から５戦連続の１列目を確保。

フリー走行総合４番手のルマ・マリーニは、０.２４６秒差の４番手。自己最高位に進出すれば、フリー走行総合５番手のドミニケ・エガーターは５番手。フリー走行総合２９番手のアレックス・マルケスは、週末２度目、今季４度目の転倒を喫して６番手。フリー走行総合１９番手のマティア・パシーニ、フリー走行総合１４番手のロレンソォ・バルダッサーリ、フリー走行総合２３番手のマルセル・シュロッター、フリー走行総合１１番手のサンドロ・コルテセがトップ１０入り。フリー走行総合１２番手のミゲール・オリベイラは１７番手。

フリー走行総合１７番手の中上貴晶は、２０ラップを周回して０.９００秒差の１８番手。フリー走行総合２１番手の長島哲太は、週末２度目、今季４度目の転倒を喫して２.１８５秒差の２７番手だった。

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