第6戦イタリアGP~Moto3™クラスプレビュー

今季3勝目を挙げた総合1位のミルに、総合2位のフェナティを筆頭に地元イタリア勢らが挑戦。

第6戦イタリアGPは、ムジェロ・サーキットで2日(金)に開幕、4日(日)に決勝レース(日本時間18時00分)が行われ、前戦フランスGPで今季3勝目を挙げたポイントリーダーのジョアン・ミルが、昨年7位に進出した当地で、タイトル争いのライバルたち、地元出身のイタリア人ライダーたちの挑戦を受ける。

前戦で今季2勝目に向けて1番手を走行中に転倒リタイアを喫した総合2位のロマーノ・フェナティは、昨年ポールポジションからテクニカルトラブルでリタイアを強いられたが、2014年には優勝。昨年2位を獲得した総合6位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、総合7位のアンドレア・ミニョ、総合10位のエネア・バスティアニーニ、総合11位のニコr・ブレガ、総合17位のニッコロ・アントネッリら地元勢が優勝、表彰台を目指す。

2戦連続の表彰台獲得で総合3位に浮上したアロン・カネト、転倒リタイアで総合4位に後退したホルヘ・マルティン、2戦連続して4位を獲得した総合8位のマルコス・ラミレスらは、好調を維持し、ポイントリーダーとのギャップを詰めに行く。

総合5位のジョン・マックフィーをはじめ、総合9位のフアンフラン・グエバラ、総合18位の鈴木竜生、総合24位のヤコブ・コーンフィールらは、ルマンに延滞して、オフィシャルテストに参加。シーズン初の2連戦に向けて準備を進めれば、総合20位の鳥羽海渡と総合23位の佐々木歩夢は、ポイント圏内の進出に向け、トラックへの素早い順応が課題となる。

前戦で右鎖骨を骨折した総合19位のガブリエル・ロドリゴは欠場する。