公式予選:パシーニが10年ぶりにPP獲得

キャリア通算200戦目のパシーニが中量級で初めてトップグリッドを獲得。オリベイラとモルビデッリが1列目。中上と長島は15番手と23番手。

第10戦チェコGPの公式予選は5日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、総合6位のマティア・パシーニが週末2度目、今季3度目のトップタイムをマーク。中量級で初めて、125ccクラスに参戦した2007年10月の第16戦オーストラリアGP以来10年ぶり通算12度目のポールポジションを奪取した。

気温31度、路面温度45度のドライコンディションの中、フリー走行総合6番手のパシーニは、3度のコースインで16ラップを周回すると、2分03秒台を6回、2分02秒台を1回記録。2分02秒611の1番時計を刻めば、フリー走行総合11番手のミゲール・オリベイラは、3度のコースインで16ラップを周回すると、2分03秒台を6回、2分02秒台を最多の5回記録して、0.032秒差の2番手に入り、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の1列目を獲得。

フリー走行総合2番手のフランコ・モルビデッリは、3度のコースインで16ラップを周回すると、2分03秒台を6回、2分02秒台を2回記録して、0.050秒差の3番手に入り、3戦連続9度目の1列目を確保。フリー走行総合3番手のフランセスコ・バグナイアは4番手。フリー走行総合12番手のホルヘ・ナバーロ、フリー走行総合1番手のアレックス・マルケス、フリー走行総合13番手のルカ・マリーニ、フリー走行総合5番手のサンドロ・コルテセ、フリー走行総合4番手のシモーネ・コルシ、フリー走行総合20番手のブラッド・ビンダーがトップ10入り。フリー走行総合7番手のトーマス・ルティは、0.603秒差の12番手。

フリー走行総合10番手の中上貴晶は、15ラップを周回して0.880秒差の15番手。フリー走行総合15番手の長島哲太は、今季10度目の転倒を喫して1.288秒差の23番手だった。

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