アビンティア・レーシング、シメオンの起用を発表

最高峰クラス最後の1枠が2015年ドイツGP勝者のシメオンに決定。ベルギー史上2人目の挑戦となる。

レアーレ・アビンティア・レーシングは21日、中量級で総合21位に進出する28歳のベルギー人ライダー、チャビエル・シメオンとの間で、2018年の参戦に関して合意したことを発表。提携を結ぶドゥカティ・コルセから供給されるデスモセディチを走らせることになり、ベルギー人ライダーとしては、1980年代後半に活躍したディディエ・デ・ラディゲス以来、2人目の最高峰クラス参戦となる。

「ファンタスティックなチャンスだ。この機会を掴むために、長い間懸命に頑張って来た。子供の頃から追いかけてきた夢が実現することになり、本当に嬉しい。ドゥカティを走らせて、2009年にFIMスーパーストック1000選手権でタイトルを獲得した。もう一度、ドゥカティを走らせることが嬉しい。僕を信じてくれたファンとスポンサーに感謝したい」と、シメオンは喜びを語った。