決勝レース:オリベイラ&KTMが初優勝

KTMが参戦1年目でワンツーフィニッシュ。総合1位のモルビデッリが3位、総合2位のルティが10位。

第16戦オーストラリアGPの決勝レースは22日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、総合4位のミゲール・オリベイラが中量級30戦目で初優勝。ポルトガル人として初めて中量級の勝利を挙げ、参戦1年目のKTMに初優勝をもたらした。

気温16度、路面温度29度のドライコンディションの中、3番グリッドのオリベイラは、ホールショットを決め、レースの主導権を握り、安定したペースを刻めば、4番グリッドのブラッド・ビンダーは、ラスト2ラップにファーステストラップを刻み、自己最高位の2位を獲得。

5番グリッドのフランコ・モルビデッリは、3.846秒差の3位に入り、今季10度目の表彰台を獲得。9番グリッドのイェスコ・ラフィンは、自己最高位の4位を獲得。12番グリッドのチャビ・ビエルゲは5位。

6番グリッドのアレックス・マルケスは、6人による6位争いに競り勝ち、15番グリッドのシモーネ・コルシ、8番グリッドのドミニケ・エガーター、13番グリッドのサンドロ・コルテセが続き、ウォームアップ走行で週末2度目、今季9度目の転倒を喫した10番グリッドのトーマス・ルティは10位。ウォームアップ走行で1番手に進出した17番グリッドのフランセスコ・バグナイアは12位。27番グリッドの長島哲太は18位で16戦連続の完走。

ポールポジションのマティア・パシーニと2番グリッドのマルセル・シュロッターは、1ラップ目に接触転倒。7番グリッドの中上貴晶は、2番手走行中のラスト2ラップに週末2度目、今季9度目の転倒を喫して、今季3度目の転倒リタイア。

残り2戦、50ポイントの争いとなったチャンピオンシップは、総合1位モルビデッリと総合2位ルティとのギャップが19ポイント差から29ポイント差に広がり、オリベイラが総合3位に再浮上した。

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