オフィシャルテスト~16日からタイで初開催

1か月前に迫った3月16日の開幕戦カタールGPに向け、チャンピオンシップ初開催のタイで3日間のテストを実施。

最高峰クラスは、16日から3日間、チャンピオンシップ初開催となる第15戦タイGPの開催地、チャーン・インターナショナル・サーキットで今年2度目、18年シーズン3度目となるオフィシャルテストを実施。12チーム、24名のレギュラーライダーたちが1か月後に迫った開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。

タイ北東部のブリーラム県に建設された当地は、全長4554メートル、コース幅12メートル、メインストレート1000メートル、右コーナー7、左コーナー5の右回りトラック。2014年に開業。2015年からはスーパーバイク世界選手権の開催日程に加わり、今年で4年目を迎えれば、昨年8月31日にドルナスポーツとタイ・スポーツ庁との間で2018年から3年間の開催に関して契約を締結する調印式が行われ、10月7日の初開催が発表されている。

レギュラーライダーたちは、トラックへの素早い適応を目的に、スーパーバイク世界選手権やアジア・タレント・カップのビデオを入手。開催前日にはトラックを下見。

天気予報は、3日間とも晴れ。最低気温は24度、最高気温は36度。ドライコンディションの中で、前回のオフィシャルテストから始めたテストプログラムを継続。新型フェアリングを投入するドゥカティをはじめ、各ファクトリーはエアロダイナミクスを検証するほか、ニューマシンの開発作業、電子制御やサスペンションの調整を進める。

前回のテスト2日目に高速転倒を喫したポル・エスパルガロは、テストに復帰。シーズンを欠場するジョナス・フォルガーの代役として招集されるハフィス・シャリンがテストデビューする。

当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、初日からハイライトビデオをはじめ、アクションクリップ、インタビューを提供。テスト開始時間の09時30分、日本時間の11時30分から19時30分までライブタイミングを配信。テスト終了後には、アフター・ザ・フラッグを連日生中継で提供する。