オフィシャルテスト~2年目アルボリーノが総合1番手

ドライコンディションの中、アルボリーノ、バスティアニーニ、マルティン、フォッジアが1分46秒台を突破。

軽量級のオフィシャルテスト3日目、最終日は14日、ヘレス・サーキットで行われ、2日目総合7番手のトニー・アルボリーノが非公式ながらサーキットレコードを1.225秒、サーキットベストラップを0.506秒更新して、総合1番手に進出した。

2日目総合1番手のエネア・バスティアニーニは、1分46秒台を13回記録して、0.132秒差の2番手。ホルヘ・マルティン、デニス・フォッジアまでがサーキットベストラップを上回り、1分45秒台に進出すれば、ニッコロ・アントネッリ、フィリップ・エッテルが続き、マルコ・ベツェッキは1分46秒台を最多の14回記録して7番手。

日本勢は、2日目総合14番手の鈴木竜生が33ラップを周回して0.738秒差の11番手。2日目総合18番手の鳥羽海渡は、56ラップを周回して1.637秒差の24番手。2日目総合23番手の眞崎一輝は、49ラップを周回して1.811秒差の25番手。

最終日は、眞崎とナカリン・アティラプワプが連続20ラップと21ラップのレースシミュレーションを実行。アンドレア・ミニョ、ガブリエル・ロドリゴ、フォッジア、アティラプワプが転倒を喫したが、大事には至らなかった。

今回のテストに参加した15チーム、26名のレギュラーライダーとセパン・インターナショナル・サーキットでプライベートテストを実施するペトロナス・スプリンタ・レーシングの佐々木歩夢とアダム・ノルディンは、19日後、当地に再集結。今年3度目、プレシーズン最後のオフィシャルテストを実施する。

RESULTS

オフィシャルテスト
1日目: 1分46秒857 (ホルヘ・マルティン)
2日目: 1分45秒630 (エネア・バスティアニーニ)
3日目: 1分45秒498 (トニー・アルボリーノ)

サーキットレコード: 1分46秒723 (15年‐ブラッド・ビンダー)
サーキットベストラップ: 1分46秒004 (17年‐ホルヘ・マルティン)