開幕戦カタールGP~Moto3™クラスプレビュー

28名のレギュラーライダーたちが将来の中量級昇格を視野に、Moto3™クラス7代目の王者を目指す。

開幕戦カタールGPは、16日に初日、18日に決勝レース(開催地時間16時00分/日本時間23時20分)が行われ、16チーム、28名のレギュラーライダーたちがタイトル獲得に挑戦する。

12年に改正された技術規則により、125ccクラスからMoto3™クラスに変更され、今年で7年目を迎える18年シーズンは、11年から参戦していたマヒンドラの撤退により、過去に4度のコンストラクターズ部門を制したKTMが18台、昨季17勝を挙げて2度目のタイトルを獲得したホンダが15台を供給。

レギュラーライダーたちは、サーキット・リカルド・トルモとヘレス・サーキットで3度のオフィシャルテストを実施。総合1番手に進出したのは、総合4位のホルヘ・マルティンと総合34位のトニー・アルボリーノ。総合6位のエネア・バスティアニーニは、3連続の総合2番手に進出。総合3位のアロン・カネト、総合5位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、総合23位のマルコ・ベツェツキが安定して上位に進出。

日本勢は、参戦4年目を迎える総合14位の鈴木竜生を中心に、2年目を迎える総合20位の佐々木歩夢と総合30位の鳥羽海渡、アジア・タレントカップを経由し、レッドブル・ルーキーズ・カップでチャンピンに輝いた真崎一輝がシングルフィニッシュ、初表彰台を目指す。