決勝レース:マルティンが優勝発進

17年総合3位のカネトと総合4位のマルティンが優勝争い。鳥羽と佐々木は7位と8位。真崎は13位。

開幕戦カタールGPの決勝レースは18日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、17年総合4位のホルヘ・マルティンが競り勝ち、キャリア初優勝を挙げた昨年11月の最終戦バレンシアGPに続き、2連勝を飾った。

気温25度、路面温度33度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で初転倒を喫した2番グリッドのマルティンは、1ラップ目からイニシアティブを握り、7番グリッドのアロン・カネトとゴールラインまで優勝争いを展開。トップでチェッカーを受ければ、カネトは0.023秒差の2位でフィニッシュ。

ウォームアップ走行でキャリア初の1番手に進出した9番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタは、グループ内でのバトルを制して、6.746秒差の3位。フル参戦2年目で初表彰台を獲得すれば、ポールポジションのニッコロ・アントネッリは4位。3番グリッドのガブリエル・ロドリゴは5位。16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは6位まで挽回。

5番グリッドの鳥羽海渡は、スタートで出遅れ、12番手まで後退したが、終盤に追い上げて6.946秒差の7位。自己最高位を獲得すれば、4番グリッドの佐々木歩夢は、6.998秒差の8位。11番グリッドのヤコブ・コーンフィールと14番グリッドのアンドレア・ミニョがトップ10入り。

レギュラーライダーとしてデビュー戦となった19番グリッドの真崎一輝は、8.023秒差の13位。6番グリッドのマルコ・ベツッツキは、3位争い中の最終ラップに転倒を喫したが、最後まで走り切って14位。

10番グリッドのエネア・バスティアニーニは、2番手走行中の6ラップ中に転倒。通算100戦目となった12番グリッドのジョン・マックフィーは、最終ラップに転倒した。

23番グリッドのアルベルト・アレナスは、ウォームアップ走行で転倒を喫した際に右鎖骨を骨折したことから欠場。次戦アルゼンチンGPの参戦を目指し、20日にバルセロナ市内の大学病院で手術を受けることになった。

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