KTM、エスパルガロ弟との契約を更新

プロジェクトの2サイクル目となる19年と20年に向けて、ポルの継続起用を発表。

KTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは2日、最高峰クラス初参戦の17年から起用する26歳のスペイン人ライダー、ポル・エスパルガロとの間で、19年から2年間の契約に関して合意したことを発表。プロジェクトの中心的存在として、20年末まで起用することが決定した。

プレシーズンは負傷と手術が原因で出遅れたが、2戦連続のポイント圏内で総合14位に浮上したエスパルガロ弟は、「契約更新という決断を下すのは、本当に簡単だった。他の可能性を1分も考えず、チャレンジングで、まだやるべき仕事があるけど、この素晴らしいプロジェクトに関与できるという幸せを隠すことはできない。」

「KTMの哲学を気に入っている。僕たちの目標を達成するために、トライし続けたい。いつ頃その目標を達成できるか分からないけど、必ず達成できるはずだ。マイク・ライトナーとピット・バイラーの日々の努力、クルーチーフのポル・トレバサンが統率するチーム全員のサポートの仕方、プッシュの仕方に感謝したい。僕たちは野心的な目標を持つチームだ。僕はチャンピオンシップにおける最高の時期を楽しみ、少なくても20年末まで、ここから継続して参戦できることがとても嬉しい」と、契約更新を喜んだ。

KTMのスポーティングディレクター、ピット・バイラーは、「ポルは我々のプロジェクトにおいて、重要な役割を果たしており、我々に信頼と信念を与えてくれ、ここまでに2度の9位をもたらしてくれました。我々は仕事を確立させ、バイクを進化させることができたことから、あと2年、仕事を一緒に続けられることが大変嬉しいです。決定的に、我々が学習してきたこと、達成してきたことの恩恵を受け、将来に向けて一緒に進むべき1人です」と、契約を更新した理由を説明した。