第6戦イタリアGP~Moto3™クラスプレビュー

総合1位のベツェッキを筆頭に、総合2位のディ・ジャンアントニオ、昨年勝者のミニョ、アントネッリ、バスティアニーニらがホームレースに挑戦。

第6戦イタリアGPは今週末、ムジェロ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで1日に初日、3日に決勝レース(開催時間11時00分/日本時間18時00分)が行われ、前戦フランスGPで優勝争い中の最終ラップに転倒リタイアを喫した19歳のイタリア人ライダー、マルコ・ベツェッキがポイントリーダーとしてホームレースに乗り込む。

コースアウトによるタイムペナルティを課せられ、初優勝を逃したファビオ・ディ・ジャンアントニオだったが、自己最高位となる総合2位に進出。今季の最高位となる2位を獲得した総合5位のアンドレア・ミニョ、前戦5位に進出した総合7位のニッコロ・アントネッリ、前戦で2戦連続3度目の転倒リタイアを喫した総合10位のエネア・バスティアニーニらと共にホームレースで優勝、表彰台を狙う。

地元イタリア勢に挑戦するのは、総合3位のアロン・カネトと総合4位のホルヘ・マルティンを筆頭に、2戦連続3位を獲得した総合6位のマルコス・ラミレス、初優勝を挙げた総合12位のアルベルト・アレナスらのスペイン勢。

日本勢は、3戦連続してシングルフィニッシュを決めた総合14位の鈴木竜生をはじめ、開幕から5戦連続完走の総合17位の佐々木歩夢と総合25位の真崎一輝が1桁台、ポイント圏内の進出を目指し、総合19位の鳥羽海渡は、先週アンドラでトレーニング合宿を実施した後、28日には第7戦カタルーニャGPの開催地、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでプライベートテストを実行。昨年25位だった当地で今季3度目のトップ10入りを目指す。

Kaito Toba, Honda Team Asia