HRCがペドロサとのパートナーシップ終了を発表

2年契約の契約満期に伴い、ペドロサがホンダのファクトリーチームから離脱。

HRCホンダ・レーシングは5日、ファクトリーチームのレプソル・ホンダで起用するダニ・ペドロサとの間で、双方合意の下、パートナーシップを契約満期となる今季末をもって終了することを発表した。

32歳のスペイン人ライダーは、チャンピオンシップに初参戦した01年からホンダ車を走らせ、125ccクラス3年目の03年に初タイトルを獲得。250ccクラスに参戦した04年と05年に連続してチャンピオンに輝き、06年から最高峰クラスに進出。18年間、ホンダ車を走り続けてきた。

最高峰クラスで204戦に参戦。史上8番手となる31勝を挙げたペドロサは、「素晴らしい成功を収めたこれら全ての年に対して、HRCに感謝したい。彼らと一緒に、ライダーとしてだけでなく、人としても成長した。HRCはいつも僕の記憶となり、心に中に残るだろう。人生には新たなチャレンジが必要で、チェンジのときが来たと感じる。HCR、ありがとう」と、来季から新たな挑戦にトライする意向を説明。

HRC代表取締役の野村欣滋(のむらよししげ)は、「今日は私にとって悲しい1日です。HRCを代表して、18年間に渡り、全ての懸命な仕事と成功を収めた仕事に感謝すると共に我々の感謝の気持ちを表現したいです。我々は彼の幸運と成功を願います。ありがとう、ダニ」と、感謝の言葉を送った。