Moto3™クラスプレビュー

5人に絞られてきたタイトル争い。今季4勝目を挙げて総合1位に返り咲いたマルティンにベツェッキ、ディ・ジャンアントニオ、バスティアニーニ、カネトらが挑戦。

第9戦ドイツGPは今週末、ザクセンリンクで13日に初日、15日に決勝レース(開催時間11時00分/日本時間18時00分)が行われ、前戦TTアッセンで今季5度目のポールポジションから4勝目を挙げ、第3戦アメリカズGP以来となる総合1位に返り咲いたホルヘ・マルティンが昨年初日に右足の踝と腓骨を骨折して欠場を強いられた当地で、ライバルたちからの挑戦を受ける。

挑戦者の筆頭は、前戦の転倒リタイアで2ポイント差の総合2位に後退したマルコ・ベツェッキ。開幕から8戦連続して1桁台でフィニッシュする総合3位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、2戦連続して表彰台を獲得した総合4位のエネア・バスティアニーニ、今季3度目の2位を獲得した総合5位のアロン・カネトらがサマーブレイクを前にポイント差を詰めに行く。

注目は、地元出身のフィリップ・エッテルをはじめ、昨年3位を獲得したマルコス・ラミレスと前戦で復調の走りを見せたニコロ・ブレガ。

日本勢は、前戦で唯一ポイント圏内に進出した総合12位の鈴木竜生、ブルノ・サーキットでプライベートテストを実施した総合17位の鳥羽海渡、総合22位の佐々木歩夢、総合29位の真崎一輝、2戦連続3度目のワイルドカード参戦となる小椋藍がトップ10入り、ポイント圏内入りを目指す。