MotoGP™クラスプレビュー

残り7戦、175ポイントのタイトル争い。総合1位マルケスに地元出身のロッシ、ドゥカティのロレンソ、ドビツィオーソ、ペトルッチらが挑戦。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは来週末、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで7日に初日、9日に決勝レース(開催時間14時00分/日本時間21時00分)が行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが、15年と17年に優勝を挙げた右回りトラックで、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。

総合2位のバレンティーノ・ロッシは、08年、09年、14年に優勝、昨年負傷欠場したホームトラックで、総合5位のマーベリック・ビニャーレスと共に、8月19日にプライベートテストを実施。データを収集して準備を進めただけでなく、8月29日には次戦アラゴンGPの開催地、モーターランド・アラゴンで今季最後となるプライベートテストに取り組んだ。

総合3位のホルヘ・ロレンソは、11年から3年連続の優勝、昨年転倒リタイアを喫した当地で19日にプライベートテストを実施。72ラップを周回して非公式ながら16年に樹立したサーキットベストラップ(1分31秒868)に匹敵する1分31秒9を記録すれば、総合4位のアンドレア・ドビツィオーソは、90ラップを周回して1分32秒5を記録。30日にはドゥカティが10年以降優勝から遠退いているモーターランド・アラゴンでプライベートテストを実施。

コンセッションの優遇措置を受けるスズキの総合9位のアンドレア・イアンノーネと総合10位のアレックス・リンスは、29日から2日間、モーターランド・アラゴンでテストを実施すれば、アプリリアの総合18位のアレイシ・エスパルガロと総合20位のスコット・レディングは、3週間前にミサノ・ワールド・サーキットでテスト。

総合15位のポル・エスパロガロは、負傷からの復帰を予定すれば、ドゥカティとホンダは、テストライダーのミケーレ・ピトとステファン・ブラドルをワイルドカードとして招集。

総合21位の中上貴晶は、総合8位のカル・クラッチロー、総合17位のフランコ・モルビデッリ、昨年の中量級で優勝を挙げたトーマス・ルティと共に当地でプライベートテストを実施。収集したデータを参考に今季6度目のポイント圏内進出、初のトップ10入りを目指す。

当サイトの『VideoPass』』では、マルケス、ロッシ、ロレンソ、ドビツィオーソ、イアンノーネ、バグナイアが出席する6日のプレスカンファレンスを17時00分、日本時間の24時00分からライブ配信で提供。