レアーレ・アビンティア・レーシングは5日、最高峰クラス7年目の今季に2戦でポイントを獲得して総合23位に進出する28歳のチェコ人ライダー、カレル・アブラハムとの間で19年から2年間の参戦に関して合意したことを発表。ドゥカティ・コルセから来季19年に18年型のプロトタイプ、デスモセディチGP18、20年はデスモセディチGP19が供給することが決まった。
フル参戦6年目、中量級4年目の10年に第14戦日本GPで初表彰台、最終戦バレンシアGPで初優勝を達成。11年から最高峰クラスに参戦するアブラハムは、「来年も参戦できることがとても嬉しい。この機会を提供してくれたレアーレ・アビンティア・レーシングに感謝したい。戦闘的なバイクを走らせるために、契約の詳細を詰めることが非常に重要だったから、シルバースンまで交渉が長引いてしまったけど、ドゥカティのジジ・ダリーニャとパウロ・チャバッティがサポートしてくれた。」
「今年グレートなリザルトを獲得しているデスモセディチGP18の最終版を走らせることは重要だ。グレートなリザルトを獲得できるだろう。本当にエキサイティングだ」と、契約の過程を説明し、来季の抱負を語った。