Moto3™クラスプレビュー

総合1位マルティンと総合2位ベツェッキのギャップは13ポイント差。

第15戦タイGPは週末、チャーン・インターナショナル・サーキットで5日に初日、7日に決勝レース(開催時間11時00分/日本時間13時00分)が行われ、前戦アラゴンGPで今季6勝目を挙げたホルヘ・マルティンがポイントリーダーとしてチャンピンシップ初開催の当地に乗り込み、総合2位のマルコ・ベツェッキは、13ポイント差の挽回を目指す。

総合3位争いは3人。前戦で今季5度目の表彰台を獲得した総合4位のエネア・バスティアニーニは、17ポイント差に接近した総合3位のファビオ・ディ・ジャンアントニオに挑戦すれば、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの多重クラッシュに巻き込まれた際に左前腕を強打した総合4位のアロン・カネトは、体調不良が原因でホームレースをリタイアした後、バルセロナ市内の大学病院で精密検査を受けた結果、左肩の肩甲骨を骨折していることが判明。所属先のエストレージャ・ガリシア・0,0は、前戦でワイルドカード参戦したジェリミー・アルコバを負傷代役として招集する。

オフィシャルテストに参加した総合11位のアルベルト・アレナス、総合22位のダーリン・ビンダー、総合23位のデニス・フォッジア、総合25位のニコロ・ブレガは、週末のセッティングを再検証した後、残り5戦に向けて準備を進めた。

左手首骨折が原因で前戦を欠場した総合19位の佐々木歩夢は、復帰を予定すれば、総合15位の鈴木竜生と総合21位の鳥羽海渡は当地初挑戦。総合28位の真崎一輝は、アジア・タレント・カップの参戦経験を活かして、上位進出を狙う。

Moto3™ジュニア世界選手権にレギュラー参戦するタイ出身のソムキャット・チャントラとアピワット・ウォンタナノンがワイルドカードとして初参戦する。

特別価格で提供中の『VideoPass』では、第15戦タイGPのプレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまで生中継で配信。