FIM・CEV・レプソル~ルマンで軽量級の決勝レースが土曜に開催

16年に鳥羽、18年に小椋が優勝争いを繰り広げたルマンにジュニア・タレント・チームの國井、アジ、コック、埜口、ファン・エーデルが挑戦。

FIM・CEV・レプソルの第3戦フランス・ルマン大会は今週末、ルマンのブガッティ・サーキットで『MotoGP™ World Championship』の第5戦フランスGPの併催として開催。『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』の1レースだけが実施され、14か国から38名(スペイン15名、イタリア6名、日本4名、チェコ2名、マレーシア2名、ベルギー1名、オランダ1名、イギリス1名、スイス1名、オーストリア1名、トルコ1名、オーストラリア1名、インドネシア1名、ブラジル1名)がエントリーする。

開幕戦ポルトガル・エストリアル大会では、オープニングラップに他車との接触転倒が影響して18位だったジュニア・タレント・チームの國井勇輝(くにいゆうき)は、第2戦バレンシアGPで優勝と2位を獲得し、ポイントリーダーに浮上。昨年5位に進出した経験を活かし、ライバルたちとのポイントアドバンテージ拡大を目指す。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』の18年王者として今季昇格した総合2位のチャビエル・アルティガス(スペイン)を筆頭に、レッドブル・ルーキーズ・カップの開幕戦スペイン・ヘレス大会の2レースで國井と優勝争いを繰り広げた総合3位のバリー・バルトゥス(ベルギー)と総合14位のカルロス・タタイ(スペイン)、前戦で初優勝を挙げた総合5位の山中琉聖、昨年優勝を挙げた総合9位のアレックス・ヴィウ、オープニングレースからリタイアが続いているが、速さが際立つデニス・オンジュ(トルコ)らが優勝、表彰台に挑戦。

ジュニア・タレント・チームに所属する埜口遥希(のぐちはるき)、ビル・ファン・エーデル(オーストラリア)、マリオ・アジ(インドネシア)、マックス・コック(イギリス)は、3度のセッションでコースを理解し上位進出を目指し、有田光(ありたひかり)は、初のポイント圏内進出を狙う。