プレスカンファレンス

シーズン6戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ドビツィオーソ、ロッシ、ペトルッチ、ミラー、バルダッサーリが共同会見に出席。

第6戦イタリアGPのプレスカンファレンスは30日、ムジェロ・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、第5戦フランスGPで今季3勝目を挙げた総合1位のマルク・マルケスを筆頭に、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合4位のバレンティーノ・ロッシ、総合5位のダニロ・ペトルッチ、総合6位のジャック・ミラー、中量級総合1位のロレンソォ・バルダッサーリが出席。前戦を振り返り、週末の抱負と期待を語った。

マルク・マルケス
「僕たちはカタールからルマンまで良くなっている。グッドなフィーリングを一緒にムジェロに到着した。バイクの走らせ方を知っている。良い感じだ。ムジェロは過去に苦しんだトラックだったけど、グッドなレースをした。昨年はそれほど悪くなかった。本当にグッドなペースで走れていたけど、レースで転倒してしまった。今年はバイクとエンジンが違うから改善が必要。全てを分析するために、フリー走行1から始め、表彰台争いにトライしよう。」

「14年の優勝は、とてもナイスだった。16年はストレートで負けてしまい、17年と18年はフロントタイヤに苦しんだけど、今年はタイヤのアロケーションが変更されたから、少し良くならなければいけない。今年、僕たちはフロントタイヤに関して少し異なるマネージメントができる。ライバルたちを分析する必要がある。ドゥカティ勢とイタリア勢にとって重要なレース。彼らは優勝を狙いに行くけど、僕は違うやり方で取り組む。僕たちはチャンピオンシップのリーダー。これは重要なこと。僕たち自身に集中しよう。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「昨年、一昨年はとても良かった。全てのドゥカティ勢が戦闘的になれると思うけど、昨年よりも競争力が高くだろう。リンス、ヤマハ勢、マルクは強い。多くのライダーたちは表彰台と優勝を争う能力がある。グッドなベースから始め、週末を通じて良い仕事をすることが重要だ。これが違いを生み出す。僕たちのベースは良い。」

「目標は勝つことだけど、レースにならなければ、優勝争いができるのか分からない。誰もがドゥカティの勝利を期待するけど、頭脳的になり、全力を尽くさなければいけない。」

バレンティーノ・ロッシ
「週末前に状況を理解することは難しい。毎年状況が異なる。昨年はそれほど悪くなかった。週末を通じて非常に強かった。僕たちは幾つかの分野を改善したけど、全てのバイクが大きく改良されたから、多くのこと、全ての小さなこと次第となるだろう。」

「ムジェロは、僕と全てのイタリア人ライダーたちにとってシーズンで最も特別なレース。歴史である。ミサノはグレートなサーキットで、僕の家から近いけど、ムジェロはスペシャル。トラックはファンタスティック。他とは違う。雰囲気も違う。全てのファンがトラックを囲む。日曜は感動的だろう。全力以上のものを発揮することが重要だ。」

ダニロ・ペトルッチ
「2週間前の表彰台のおかげで、よりリラックスした気分でムジェロに到着。集中する手段を上手く見つけることができた。最も適したやり方で週末を迎える。日曜のグリッドはとても、とても感動的になるだろう。週末を通じて、とても、とても感動的になるはずだ。ベストを尽くす。過去と比較することはできないけど、今年は最もストロングなチャンレンジとなるから、最もタフな週末となるだろう。しかし、僕たちは準備が出来ている。自信がある。」

「17年は最高だった。表彰台の上で号泣してしまったことを憶えている。ムジェロの表彰台をずっと夢に見ていたこと。再現したい。昨年は難しかったけど、今年の僕は強い。最初から速く走りたい。レースに向けて、グッドなフィーリングがある。」

ジャック・ミラー
「ルマンは僕のスタイルに合うトラックだけど、(転倒した)ヘレスの後で本当にファイトすることが必要だった。週末を通じて、沢山のことを学んだ。マルクとのバトルは、僅か1周半だったけど、ナイスだった。次回はもっと長くバトルがしたい。」

「ムジェロに来られたことはナイス。ドゥカティにとって非常に重要な週末だ。昨年は週末を通じて速かった。良い感じでレースに入って行けたけど、2ラップ目にミスを犯してしまった。あれはサプライズだった。序盤は落ち着く必要がある。これが重要だ。中量級のレースの後で滑りやすいから、序盤のコンディションを見極めなければいけない。」

ロレンソォ・バルダッサーリ
「今のところの戦略は、勝利かクラッシュ。これは僕のスタイルではないけど、ルマンでの悪い転倒が原因で体調は万全ではないけど、ここに来られたことは幸運。肩と頭部は大丈夫。僕はファイトの準備が出来ている。」

「ムジェロでは良い思い出がある。16年にキャリアの初優勝を挙げ、昨年は最終ラップまで優勝を争った。集中しなければいけない。優勝争いができるライダーが多い。レースが楽しみだ。」

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