Moto3™クラスプレビュー

前戦転倒の鳥羽、佐々木、真崎は2日間のプライベートテストを実施したトラックで鈴木と共に上位進出を狙い、小椋が負傷から復帰。

第7戦カタルーニャGPは、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで6月14日に初日、16日に決勝レース(現地時間11時00分/日本時間18時00分)を開催。前戦イタリアGPの8位でポイントリーダーの座を堅守したアロン・カネトが2年前の5位が最高位、昨年転倒リタイアを喫した当地でイタリア勢を中心としたライバルたちの挑戦を受ける。

総合1位のカネトに挑戦するのは、2戦連続して2位を獲得した総合2位のロレンソォ・ダッラ・ポルタを筆頭に、総合3位のニッコロ・アントネッリ、総合4位のジャウメ・マシア、新人勢の最高位となる総合4位のチェレスティーノ・ヴィエッティ、そして、前戦イタリアGPで初優勝を挙げた総合6位のトニー・アルボリーノ、第5戦フランスGP勝者のジョン・マックフィーら。

前戦で優勝争いを繰り広げた総合12位の鈴木竜生は、再び初優勝に挑戦。前戦で転倒リタイアを喫した総合7位の鳥羽海渡、総合19位の佐々木歩夢、総合21位の真崎一輝は、前戦前に当地で実施した2日間のプライベートテストを参考に優勝、表彰台、上位進出を狙う。

第5戦フランスGPで転倒した際に左手と左足を骨折した総合18位の小椋藍は、手術を受けたスペイン・バルセロナ市内の大学病院を訪れて回復具合を確認。開催前日のメディカルチェックを受け復帰を予定。

ジュニア・タレント・チームに所属する國井勇輝は、初のワイルドカード参戦を予定していたが、レッドブル・ルーキーズ・カップの第2戦イタリア・ムジェロ大会で他車の転倒に巻き込まれて転倒リタイアを喫した際に右手を骨折したこと、デビュー戦はお預け。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』で総合6位に進出する山中琉聖が前戦イタリアGPに引き続き、ワイルドカード参戦。同ジュニア世界選手権で総合5位、レッドブル・ルーキーズ・カップで総合1位に進出するカルロス・タタイがワイルドカードとしてデビューする。

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