決勝レース:地元出身のマルケスが200戦目で独走優勝

ドビツィオーソとミラーが表彰台。ビニャーレスは4位、ロッシ8位、リンス9位、中上10位。

第14戦アラゴンGP決勝レース(周回数23ラップ)は22日、モーターランド・アラゴンで行われ、ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのマルク・マルケスがホールショットを決め、プラクティスで掴んだペースでレースの主導権を握り、4.836秒差のアドバンテージを広げて2戦連続8勝目。最高峰クラス122戦で52勝目、キャリア通算200戦目で78勝目を挙げた。

気温27度、路面温度32度のドライコンディションの中、10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは2位。今季7度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのジャック・ミラーは、5.430秒差の3位に入り、4戦ぶり3度目の表彰台を獲得。

ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは4位。2番グリッドのファビオ・クアルタラロは5位。7番グリッドのカル・クラッチローは6位。5番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、今季の最高位となる7位に進出。

6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、23.623秒差の8位。

12番グリッドのアレックス・リンスは、1ラップ目にフランコ・モルビデッリに接触したことからロングラップペナルティを課せられて9位。

13番グリッドの中上貴晶は、終盤に3人を抜いて31.242秒差の10位。今季8度目のトップ10入りを果たせば、11番グリッドのアンドレア・イアンノーネは11位。14番グリッドのダニロ・ペトルッチは12位。今季初参戦となった18番グリッドのミカ・カリオは17位。19番グリッドのホルヘ・ロレンソは20位。

8番グリッドのモルビデッリは、6番手に浮上した1ラップ目の12コーナーでイン側に進入してきたリンスから追突されて今季7度目の転倒、今季5度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合1位マルケスと総合2位ドビツィオーソのギャップが93ポイント差から98ポイント差に広がった。

次戦タイGPは、チャーン・インターナショナル・サーキットで2週間後の10月4日に初日、6日に決勝レースが行われる。

RESULTS

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