第３戦アメリカズＧＰのティソ・スプリント（周回数１０ラップ）は１３日、現地時間１５時００分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスがホールショットを決めてレースの主導権を握り、前戦ポルトガルＧＰに続き、２戦連続の優勝を挙げた。

気温２６度、路面温度４０度のドライコンディションの中、３番グリッドのマルク・マルケスはスタートで２番手に位置して２.２９４秒差の２位。２戦連続の表彰台を獲得すれば、６番グリッドのホルヘ・マルティンは４.３９９秒差の３位に入り、昨年９月の第１２戦サンマリノ＆リビエラ・ディ・リミニＧＰから１１戦連続の表彰台を獲得。

２番グリッドのペドロ・アコスタは、２位獲得に向けてマルク・マルケスを追い越そうとしたが、６ラップ目にホルヘ・マルティンに抜かれ、６.４８０秒差の４位。ショートレースのベストリザルトを獲得し、７番グリッドのアレイシ・エスパルガロは６.６５７秒差の５位。５番グリッドのエネア・バスティアニーニは８.６２１秒差の６位。１１番グリッドのジャック・ミラーは１ラップ目に７番手に浮上して９.２３７秒差の７位。

４番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、スタートミスで１０番手に後退した後、ポジションを２つ挽回して９.３４９秒差の８位。１３番グリッドのラウール・フェルナンデェスは９.６３７秒差の９位に入り、昨年９月の第１２戦インドＧＰ以来２度目のポイント圏内に進出。

１７番グリッドのブラッド・ビンダーは１２位。１６番グリッドのファビオ・クアルタラロは１５位。１５番グリッドのアレックス・リンスは１６位。２２番グリッドのルカ・マリーニはホンダ勢最高位の１７位。

リタイア

１ラップ目に１８番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスと２１番グリッドの中上貴晶が転倒。８番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオはドゥカティ機から白煙を挙げて離脱。４ラップ目に２０番グリッドのジョアン・ミル、７ラップ目に１９番グリッドのヨハン・ザルコが転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは、開幕戦から３戦連続の表彰台獲得で７ポイントを加算。総合３位エネア・バスティアニーニは４ポイントを稼いで総合２位に浮上したが、２１ポイント差から２４ポイント差に拡大。

総合２位ブラッド・ビンダーはポイントを稼げず、１８ポイント差から２８ポイント差の総合３位に後退。総合４位フランチェスコ・バグナイアは２３ポイント差から２８ポイント差にギャップが広がった。

決勝レース

２０ラップの決勝レースは現地時間１４時００分（日本時間０４時００分）開始。

RESULTS