軽量級のオフィシャルテストは6日、ヘレス・サーキットで始まり、昨年総合3位のアロン・カネトが今年のプレシーズンで初めてトップタイムをマーク。3月18日の開幕戦カタールGPに向けて好発進を決めた。
最初のセッションは、断続的な小雨に見舞われ、3度目のセッションは、豪雨により、多くのライダーたちが走行をキャンセル。唯一のドライコンディションとなった2度目のセッションは、全28名が積極的に周回を重ね、3週間前に当地で開催されたオフィシャルテストで総合8番手だったカネトが唯一1分46秒台に進出。
日本勢は、前回総合11番手の鈴木竜生が17ラップを周回して1.172秒差の総合7番手。前回総合25番手の眞崎一輝は、転倒が影響して15ラップを周回数に止まったが、2.104秒差の総合22番手。前回総合24番手の鳥羽海渡は、43ラップを周回して2.157秒差の総合23番手。チームのホームサーキットでプライベートテストを実施したことから、前回のテストを欠場した佐々木歩夢は、35ラップを周回して2.244秒差の総合24番手だった。
オフィシャルテスト2 1日目: 1分46秒642 (アロン・カネト) オフィシャルテスト1 1日目: 1分46秒857 (ホルヘ・マルティン) 2日目: 1分45秒630 (エネア・バスティアニーニ) 3日目: 1分45秒498 (トニー・アルボリーノ) サーキットレコード: 1分46秒723 (15年‐ブラッド・ビンダー) サーキットベストラップ: 1分46秒004 (17年‐ホルヘ・マルティン)