決勝レース:クアルタラロがキャリア初優勝

将来が期待された初代Moto3™ジュニア世界選手権王者が初優勝。バグナイアは8位、長島が13位。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは17日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で週末2度目となる1番手に進出し、初めてのポールポジションからスタートした総合12位のファビオ・クアルタラロが公式予選の走りを再現させ、中量級25戦目、キャリア通算56戦目で初優勝を飾り、総合10位に浮上。スピードアップに15年4月の第2戦アメリカGP以来、69戦ぶりとなる優勝をもたらした。

気温27度、路面温度45度のドライコンディションの中、17番グリッドのミゲール・オリベイラは、2.492秒差の2位に入り、2戦連続5度目となる表彰台を獲得すれば、2番グリッドのアレックス・マルケスは、3.485秒差の3位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。

3番グリッドのマルセル・シュロッターは4位。7番グリッドのチャビ・ビエルゲ、5番グリッドのブラッド・ビンダー、10番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリ、4番グリッドのフランセスコ・バグナイアが続き、9番グリッドのサム・ロウズは、燃料ポンプの問題が発生したことから、サイティングラップ後、ピットに戻って最後尾からのスタートを強いられたが、9位まで挽回。14番グリッドのイケル・レオクナは10位。

12番グリッドの長島哲太は、18.995秒差の13位に入り、今季の最高位タイに進出。

6番グリッドのマティア・パシーニは、7番手走行中の15ラップ目に今季8度目の転倒。8番グリッドのジョアン・ミルは、9番手走行中の13ラップ目に今季初転倒を喫した。

チャンピオンシップは、総合2位のオリベイラがポイントリーダーのバグナイアに対して、1ポイント差まで接近した。

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