決勝レース:オリベイラが今季2勝目で総合1位に初浮上

マリーニが異父兄のロッシが22年前の96年にブルノで記録した初優勝に挑戦。長島は16位。

第10戦チェコGPの決勝レースは5日、ブルノ・サーキットで行われ、4番グリッドからスタートした総合2位のミゲール・オリベイラがゴールラインまで繰り広げられた優勝争いに僅少さで競り勝ち、第6戦イタリアGP以来今季2勝目を挙げ、3年目の中量級で初めてポイントリーダーに飛び出した。

気温28度、路面温度39度のドライコンディションの中、ポールポジションのルカ・マリーニは、0.070秒差の2位に入り、2戦連続の表彰台、自己最高位を獲得すれば、6番グリッドのフランセスコ・バグナイアは、0.525秒差の3位に入り、今季6度目の表彰台を獲得。

10番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、0.745秒差の4位。8番グリッドのチャビ・ビエルゲ、7番グリッドのブラッド・ビンダー、5番グリッドのマルセル・シュロッター、11番グリッドのホルヘ・ナバーロ、22番グリッドのサム・ロウズ、3番グリッドのマティア・パシーニがトップ10入り。14番グリッドのファビオ・クアルタラロは11位。

25番グリッドの長島哲太は、10.626秒差の16位。

2番グリッドのアレックス・マルケスは、今季8度目の転倒。ウォームアップ走行で1番手に進出した12番グリッドのジョアン・ミルは、1ラップ目に18番グリッドのボ・ベンスナイダー、19番グリッドのレミー・ガードナーと接触転倒を喫した。

チャンピオンシップは、オリベイラがポルトガル人ライダーとして初めて総合1位に浮上。バグナイアは2ポイント差の総合2位に後退。マルケスは総合3位を維持したが、ギャップが53ポイント差に広がった。

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