決勝レース:ドビツィオーソが僅少さで制して開幕以来の優勝

ドゥカティ勢が今季2度目のワンツーフィニッシュ。マルケスは表彰台。ロッシは4位。中上は17位完走。

第10戦チェコGPの決勝レースは5日、ブルノ・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で1番手に進出したポールポジションのアンドレア・ドビツィオーソが開幕戦カタールGP以来今季2勝目、最高峰クラスで10勝目、キャリア通算19勝目を挙げ、総合4位から3位に浮上した。

気温28度、路面温度41度のドライコンディションの中、4番グリッドのホルヘ・ロレンソは、0.178秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのマルク・マルケスは、0.368秒差の3位に入り、4戦連続8度目の表彰台を獲得。

2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2.902秒差の4位。5番グリッドのカル・クラッチロー、6番グリッドのダニロ・ペトルッチ、7番グリッドのヨハン・ザルコ、10番グリッドのダニ・ペドロサ、14番グリッドのアルバロ・バウティスタ、8番グリッドのアンドレア・イアンノーネがトップ10入り。

9番グリッドのアレックス・リンスは11位。17番グリッドのジャック・ミラーは12位。13番グリッドのフランコ・モルビデッリは、左手骨折からの復帰戦で新人勢の最高位となる13位。

19番グリッドの中上貴晶は、28.311秒差の17位。

12番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、1ラップ目に15番グリッドのブラッドリー・スミス、18番グリッドのステファン・ブラドルと接触して転倒リタイア。

公式予選1で9番手だったポル・エスパルガロは、ウォームアップ走行で今季10度目の転倒を喫した際に左鎖骨を骨折したことから欠場。近郊の病院で精密検査を受けるために、ヘルコプターで搬送された。

チャンピオンシップは、総合1位のマルケスが16ポイントを加算し、総合2位のロッシに対して、アドバンテージを46ポイント差から49ポイント差に拡大。

最高峰クラスは、当地に延滞。6日にオフィシャルテストを実施する。

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