決勝レース:地元出身のドビツイオーソがミサノで初優勝

過去最高の観客数を記録した中、マルケスとクラッチローが表彰台。ロッシは7位。中上は13位。ロレンソは転倒。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースは9日、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われ、4番グリッドからスタートした総合4位のアンドレア・ドビツィオーソが今季3勝目。最高峰クラスで11勝目、キャリア通算20勝目、当地で初めて優勝を挙げ、総合2位に浮上した。

気温27度、路面温度41度のドライコンディションの中、5番グリッドのマルク・マルケスは、2.822秒差の2位に入り、6戦連続11度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのカル・クラッチローは、7.269秒差の3位に入り、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の表彰台を獲得。

10番グリッドのアレックス・リンスは、14.687秒差の4位。3番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、11番グリッドのダニ・ペドロサ、7番グリッドのバレンティーノ・ロッシ、13番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、15番グリッドのアルバロ・バウティスタ、9番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

8番グリッドのダニロ・ペトルッチは11位。12番グリッドのフランコ・モルビデッリは、新人勢の最高位となる12位。

19番グリッドの中上貴晶は、今季6度目のポイント圏内となる13位。

ポールポジションのホルヘ・ロレンソは、2番手走行中のラスト2ラップに今季4度目の転倒を喫して17位。2番グリッドのジャック・ミラーは、4番手走行中の3ラップ目に今季9度目の転倒を喫して18位。ワイルドカードとして参戦したテストライダーのミケーレ・ピロとステファン・ブラドルは、17位と転倒リタイア。負傷代役としてデビューした26番グリッドのクリストフ・ポンセンは、周回遅れの23位だった。

チャンピオンシップは、総合1のマルケスと総合2位に浮上したドビツイオーソのギャップは67ポイント差。

次戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで2週間後の21日に開幕、23日に決勝レースが行われる。

RESULTS

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