決勝レース:オンジュ弟がトルコの歴史を築く初優勝

91年の上田昇以来、ワイルカードとしてのデビューウインを達成。

最終戦バレンシアGPの決勝レースは18日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、レッドブル・ルーキーズ・カップの王者として年齢制限の特別許可を得てデビューした4番手グリッドのジャン・オンジュが初優勝。トルコ史上初の快挙を飾り、91年3月に鈴鹿サーキットで開催された開幕戦日本GPで優勝した上田昇(ワイルカード)以来となるデビューウインを達成。14年に始まったアジア・タレント・カップの出身者として初めて表彰台を獲得した。

気温14度、路面温度14度のウェットコンディションの中、13番手グリッドのホルヘ・マルティンは、4.071秒差の2位。今季10度目の表彰台を獲得すれば、3番手グリッドのジョン・マックフィーは、6.130秒差の3位に入り、第9戦ドイツGP以来今季2度目の表彰台を獲得。

15番手グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは4位に入り、逆転で総合2位を獲得。14番手グリッドのエネア・バスティアニーニは5位。

16番手グリッドのジャウマ・マシアは6位に入り、新人王を獲得。25番手グリッドのニッコロ・アントネッリ、2番手グリッドのナカリン・アティラプワパ、7番手グリッドのマルコス・ラミレス、23番手グリッドのチェレスティーモ・ビエッティがトップ10入り。

25番手グリッドの佐々木歩夢は11位、22番手グリッドの真崎一輝は16位。

6番手グリッドのマルコ・ベツェッキは、2番手走行中の4ラップ目に1度目の転倒。14番手走行中の12ラップ目に2度目の転倒を喫したが、最後まで走り切って20位。

18番手グリッドの鈴木竜生は、1ラップ目に週末2度目、今季20度目の転倒を喫して、

5番手グリッドのアロン・カネトと20番手ロレンソォ・ダッラ・ポルタに激突。21番手グリッドの鳥羽海渡は、14番手走行中の5ラップ目に今季11度目の転倒。ポールポジションのトニー・アルボリーノは、トップ走行中の12ラップ目に今季8度目の転倒を喫した。

RESULTS

VideoPass』では、サーキット・リカルド・トルモで開催されるオフィシャルテストを生中継で提供。