決勝レース:地元スペイン勢が表彰台を独占

マルケスが優勝、リンスとビニャーレスが表彰台を獲得。ドビツィオーソは4位、ロッシは6位、中上は9位。

第4戦スペインGPの決勝レースは5日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、3番グリッドのマルク・マルケスがホールショットを決めると、安定したペースを刻み、第2戦アルゼンチンGP以来今季2勝目。当地で2年連続3勝目を挙げた。

気温21度、路面温度42度のドライコンディションの中、9番グリッドのアレックス・リンスは、1.654秒差の2位。2戦連続の表彰台を獲得すれば、5番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、スタートでポジションを落とさず、2.443秒差の3位に入り、今季初の表彰台を獲得。

4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、2.804秒差の4位。7番グリッドのダニロ・ペトルッチは、今季の最高位となる5位。

13番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、7.547秒差の6位まで挽回。2番グリッドのフランコ・モルビデッリは7位。6番グリッドのカル・クラッチローは8位。

8番グリッドの中上貴晶は、10.274秒差の9位。ワイルドカード参戦のステファン・ブラドルは10位。11番グリッドのホルヘ・ロレンソは12位

ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、2番手走行中の14ラップ目に変速ができなくなり、リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、今季2勝目を挙げた総合4位のマルケスがポイントリーダーに返り咲き、総合3位のリンスは1ポイント差の2位に浮上。総合1位のドビツィオーソは3ポイント差の3位、総合2位のロッシは9ポイント差の4位に後退した。

最高峰クラスは当地に延滞。8日にオフィシャルテストを実施する。

RESULTS

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