決勝レース:マルケスが地元で今季4勝目となる独走優勝

ロレンソ、ドビツィオーソ、ビニャーレス、ロッシら10人が転倒。クアルタラロが初表彰台を獲得。

第7戦カタルーニャGPの決勝レースは16日、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで行われ、1列目2番グリッドからスタートしたマルク・マルケスが独走で今季4勝目。地元で14年以来5年ぶり3勝目を飾り、タイトル争いにおいて、ライバルたちとのアドバンテージを広げた。

気温26度、路面温度51度のドライコンディションの中、ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、2.660秒差の2位に入り、最高峰クラス7戦目で初表彰台を獲得すれば、7番グリッドのダニロ・ペトルッチは、4.537秒差の3位に入り、3戦連続の表彰台を獲得。

8番グリッドのアレックス・リンスは、3番手走行中にコースアウトを喫して7番手に後退したが4位まで挽回。14番グリッドのジャック・ミラーは5位。11番グリッドのジョアン・ミルは、自己最高位の6位。12番グリッドのポル・エスパルガロは7位。

16番グリッドの中上貴晶は、17.969秒差の8位。19番グリッドのティト・ラバットと18番グリッドのヨハン・ザルコは、今季の最高位となる9位と10位に進出。

10番グリッドのホルヘ・ロレンソは、2ラップ目の10コーナーで3番手に浮上しようとしたところでフロントから転倒し、前を走っていた5番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソに接触。アウト側に位置していた6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスと直ぐ後ろを走っていた5番グリッドのバレンティーノ・ロッシも接触で転倒。

4番グリッドのフランコ・モルビデッリ、9番グリッドのカル・クラッチローら10人が転倒、11人がリタイアした。

チャンピオンシップは、総合1位マルケスと総合2位ドビツィオーソのギャップが12ポイント差から37ポイント差に広がった。

最高峰クラスは、当地に延滞。17日にオフィシャルテストを実施する。

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