『Red Bull MotoGP Rookies Cup』~史上初のコロンビア人王者誕生

全14レースで6勝を挙げたダビド・アロンソが15代目王者。古里総合11位、西村総合18位

Red Bull MotoGP Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は週末、最終戦スペイン・アラゴン大会を開催。ポイントリーダーのダビド・アロンソ(コロンビア)が史上15人目のチャンピオンに輝いた。

第1レースは、ポールポジションのダニエル・オルガド(スペイン)が4人の優勝争いに競り勝ち、第2戦スペイン・ヘレス大会第2レース以来今季2勝目。6番グリッドのダビド・ムニョス(スペイン)は0.131秒差の2位に入り、今季7度目の表彰台を獲得。3番グリッドのアロンソは0.196秒差の3位。今季9度目の表彰台を獲得し、第2レースを待たずにタイトルを獲得。

第2レースは、8番グリッドのイバン・オルトラ(スペイン)が7人の優勝争いに競り勝って初優勝。オルガドは0.006秒差の2位。アロンソは0.050秒差の3位。

日本から参戦の古里太陽(ふるさとたいよう)は、15番グリッドから第1レース7位。第2レースはトップグループ内で走行中にハイサイドから転倒を喫し、西村硝(にしむらしょう)は16番グリッドから13位と12位。

チャンピオンシップは、アロンソが最多6勝を含む10度の表彰台を獲得。総合2位のムニョス(スペイン)は2勝を含む7度の表彰台を獲得し37ポイント差。総合3位のオルガドは2勝を含む4度の表彰台を獲得し58ポイント差。古里は総合11位、西村は総合18位だった。

歴代チャンピン
2007年:ヨハン・ザルコ(フランス)
2008年:JD・ビーチ(アメリカ)
2009年:ヤコブ・コーンフィール(チェコ)
2010年:ジェイコブ・ガニェ(アメリカ)
2011年:ロレンソォ・バルダッサーリ(イタリア)
2012年:フロリアン・アルト(ドイツ)
2013年:カレル・ハニカ(チェコ)
2014年:ホルヘ・マルティン(スペイン)
2015年:ボ・ベンスナイダー(オランダ)
2016年:佐々木歩夢
2017年:眞崎一輝
2018年:ジャン・オンジュ(トルコ)
2019年:カルロス・タタイ(スペイン)
2020年:ペドロ・アコスタ(スペイン)
2021年:ダビド・アロンソ(コロンビア)

David Alonso_Red Bull Rookies Cup_Aragon_2021

 

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