通算9度のタイトルを獲得したレジェンド、バレンティーノ・ロッシが主催するダートトラックの耐久レース『100km Dei Campioni(100KMデイ・カンピオーネ)』は、週末にイタリア・タヴェリアのモーターランチで開催。
雨が原因で土曜に開催予定だった50ラップによる耐久レースは、日曜に順延となったが、2番グリッドのエリア・バルトリーニとロレンソォ・バルダッサーリがトップでチェッカーフラッグを受け、初開催から優勝を挙げて来た『VR46 Riders Academy(VR46・ライダーズ・アカデミー)』を初めて下した。
今季軽量級に初参戦したエリア・バルトリーニは、来季の去就が決定していないが、スーパースポーツ世界選手権に初参戦して総合2位を獲得したロレンソォ・バルダッサーリは、スーパーバイク世界選手権への昇格が決まっている。
2019年と2021年に優勝を挙げたバレンティーノ・ロッシ&ルカ・マリーニのコンビは、ポールポジションから36秒差の2位。
今季中量級でチームメイトだったチェレスティーノ・ヴィエッティとニッコロ・アントネッリは、コンビを再結成して4番グリッドから1ラップ遅れの3位。
3番グリッドのフランコ・モルビデリ&アンドレア・ミニョと5番グリッドのフランチェスコ・バグナイア&マルコ・ベツェッキは1ラップ遅れの4位と5位。
『MotoGP™』コンビが結成されたアレックス・リンス&ホルヘ・マルティンは12番グリッドから10位。ガスガスコンビのアウグスト・フェルナンデェスとアルベルト・アレナスは13番グリッドから14位だった。
金曜に開催されたアメリカンレースでは、ルカ・マリーニが優勝。フランコ・モルビデリ、チェレスティーノ・ヴィエッティ、エリア・バルトリーニ、バレンティーノ・ロッシがトップ5に進出した。